自分会議。今回の議題は「デジタルカメラ」です。
なんか突然デジタルカメラがほしくなりました。
じつは、私はデジタルカメラを1台も持っていません。随分前にキヤノンのIXY DIGITAL 300という202万画素のカメラを持っていましたが、あまり使いこなせなかったんですよね。旅行に行ったときに風景を何枚か撮ったりしたものの、もっぱら広告カンプ用の写真を撮るために相棒のアートディレクターが撮影みたいなことになってしまって、まるで会社の備品のような状況に。いいカンプはたくさん作れましたが、いっこうに愛機という感じにならず、消化不良気味な使用状況のまま、最後は盗難にあってしまい、私とIXYの付き合いは終わってしまいました。
そんな残念な思い出がデジタルカメラにはあって、以来、デジタルカメラと無縁の生活を送って来たのです。前回のエントリは、ウィルコムのウィンドウズモバイル・スマートフォン、WILLCOM 03のカメラで撮影したもの。まあ、これでもいいと言えばいいとも言えるのですが、正直言えば、駄目と言えば駄目とも言える写真でもあり、いつも表現、表現とうるさいブログを書いている私がこんなことでよいのだろうか、とも思ったり思わなかったり。どっちやねん。
WILLCOME 03みたいなスマートフォン使いの私だから、「カメラもオーディオもスケジュールもメールもネットも、みんなまとめてこれ1台」派ではあるものの、すでにiPod nanoを買っちゃったし、写真ももっといいのを撮りたいなんて欲もでてきました。やっぱり専用機って、いいんだよねえ。便利だし、質もいいし。
というか、やっぱりマルチパーパスものは最終的に弱いですね。私の意識の変遷って、マーケティングセオリー通りで、なんかデジカメ欲しいぞって叫ぶのは気恥ずかしいのですが、それでもネットでなんだかんだ検索して、いろいろ調べて、付け焼き刃で知識をつけて、いろいろ悩んでいたりもして、そんな悩める自分がとっても楽しくて楽しくてしょうがなくもあり、そんな自分の脳内会議を実況しようと思ったわけです。って、枕が長げーよ。
ということで、実況中継、はじまりはじまり。
「しかしまあ、見ないうちにデジカメ安くなったよねえ。」
「ほんと、ほんと。プロのサブマシンもしくはハイアマチュア向けハイエンドコンパクトデジカメが実売5万くらいなんだものねえ。」
「昔買ったIXY DIGITAL。確か7万くらいしたよねえ。」
「ネットで見ると、画質は画素数だけじゃないということらしいけど、202万画素だったからなあ。でも、あれ、きれいに写ったよねえ。」
「そうそう。四国で撮影した山なんてよかったよねえ。でも、あの写真のデータが入ったCFカードごと盗まれたんだよなあ。」
「CFカードだけでも返してほしかったなあ。で、どんなデジカメが興味あるの?」「リコーのGR DIGITAL Ⅱとか興味あるんだけどね。」
「いきなり来たねえ。あれ、ハイエンドコンパクトデジカメって言われているやつじゃない。使いこなせるの?」
「うっ、いきなり嫌なところを突きますね。だけど、なんか入門機っていうのも嫌なんだよなあ。せっかく浦島太郎状態で、高級機が4、5万で買えるのにさあ、なんか安さで選ぶのは嫌じゃない。」
「そんなもんかね。でもネットを見ると3万円台のカメラが売れ筋みたいよ。」
「確かに確かに。でも、そのクラスだと、WILLCOME 03のカメラでいいって感じがするんだよねえ。」
「でも、専用のデジカメは、売れ筋のものでもまったく違うと思うよ。」
「理屈じゃそうなんだけど、気分はそうでもないのよ。」
「へえ、そんなもんかな。で、GR。これは熱烈なファンがたくさんいますねえ。そう言えば、CMプロデューサーのあの人も持っていたよねえ。」
「うん。持っている。いろいろ熱く語っていたなあ。単焦点がどうのこうのとか、広角がどうのこうのとか、GRレンズがどうのこうのとか。」
「その時はじつは何言っているのかわからなかったんけど、ネットでいろいろ調べると、ああそういうことだったのか、と。」
「そうだねえ。簡単に言えば、画角が広くて、ズームがついてないからシンプルにレンズを活かせるし、銀塩カメラのGR時代からプロに定評のあるGRレンズが搭載されていて、みたいなことを、プロデューサーさんは言いたかったわけだよね。」
「そうなんだよね。あのとき、正直、特殊なカメラだから素人には使いにくいんだろうな、と思ったんだけど、調べてみると、ズームなしの、むしろ、機能的にシンプルなカメラとも言えるんだよなあ。それは、はじめて知った。やっぱり、何でも勉強だね。」
「でもさあ、ズームってほんとにいらないの?実際、あまりズームを使ったことはないんだけど、あればあったで便利な気もするんだよなあ。」
「そう言われるとそうかもなあ。」「リコーからは、ズーム付きのGX200というカメラも出ているよね。これもブラックで、たたずまいはGRに似ていて、いい感じに思えるんだけど。価格も同じくらいだし。」
「そうなんだよなあ。これもいいんだよ。ネットを見ると、このGX200を使っている人も多いみたい。そういう人はズームをうまく使った写真を撮っているよねえ。こういう写真を見ると、GX200もそそられるよねえ。」
「で、ひとつの疑問。GRとGXって、どこが違うのかな。人によっては、素人じゃ画質の違いはわからないって言うし。一般的にはレンズが違うっていうことなんだけど。でも、そんなに腕はないからなあ。」
「まあ、そうなんだけどね。でも、買うのは1台だから、そこは悩むよねえ。というか、素人だけど悩んでみるのが買う前の醍醐味、みたいな。」
「ブログで比較をやっている人がたくさんいるけど、私にはあまりよくわからなかったなあ。ただひとつ、このブロガーさんの比較はわかりやすかったし面白かった。こことか、こことか。比較してやろうみたいな感じがなくて、とってもいいなあ。どれも素敵な写真だけど、1眼レフ、GR、GXの個性の違いがすごくわかる。」
「こういうの見ると、写真って楽しそう。」
「で、びっくりなのは、どちらも持っている人がけっこういるんだよね。これはどういうことなんだろう。」
「愛じゃないですか。」
「愛か。やっぱりカメラ愛の足りない私はGRとかGX200は止めた方がいいのかな。」
「そうでもないんじゃない。買いたいのを買えばいいと思うよ。」「じゃあ、素人だけど画質にこだわる、みたいな観点で言えば、コンパクトなら、新発売のオリンパスのPENとか、シグマのDP1とかDP2も選択肢に入るよね。PENはマイクロ1眼とうたっているだけあって、画質もいいだろうし、DPはセンサが1眼レフと同様だから、画質は圧倒的と言われているよ。」
「このへんになると、正直、素人の私にはよくわかんなくなってくるだよな。だったら1眼でいいじゃん、みたいな気もしなくもなくてさ。こういう商品のポジショニングって、すごく難しいんだろうなあ。今度、そういうことブログに書いてみようかな。」
「やめといたほうがいいんじゃない。カメラに詳しい人は多いし、粗が満載のエントリになると思うよ。突っ込まれるの、怖いじゃん。」
「ま、そうだよね。やめときます。で、あくまで素人的に言うと、DPとかPENって、なんか素人が手を出すんじゃない的なオーラがありますね。でも、商品的にはそこが魅力なんだろうな。でもGRは、もうちょっと間口が広いというか。」
「それは見た目もあるなあ。PENはお店で見ると、けっこうでかかったし、DPもPENもレンズが出っ張っているじゃないですか。ポケットに入れるのは、けっこう勇気いるというか。そういう意味では、GXもそう。ただ、GXはレンズ面とボディのグリップが平行になるように作ってあるんだよね。そういう意味では、あの妙なギミックの別売り可動式キャップを使うことで、かろうじてそこはクリアしときました、みたいな感じではあるなあ。」
「てことは、今度は画質ではなくて、スナップに必要な機動性という観点が出てくるよなあ。となると、新発売のリコーのCX1とかR10とかも射程圏に入ってくるし、それこそ、IXYとかLUMIXの売れ筋ラインとかもいい感じに見えてくるよね。」
「そうなんだよ、ここに来て、そういう感じのお洒落デジカメのコンセプトが見えてくるよね。こういうふうに一周まわると、あらためて感じるね。やっぱり売れているということは、すごく意味のあることでもあるんだよなあ。」「そう言えば、少し前まではサンヨーのXactiを欲しそうにしてたじゃない?」
「そうなんだよね。動画も撮影できて、スチールもいけるし、それにあの独特のかたち、楽しそうじゃないですか。なにせマルチパーパスに一度は魅かれる性格だからさ。」
「で、今はどうなの?」
「そういう気分じゃないかも。もうマルチパーパスはいいやっていう。今はそういう感じ。」
「でも持ってると人生変わるかもよ。」
「そうかな。でもGRだってGXだって変わりそうじゃん。」
「じゃあ、ここは大胆に、いきなり銀塩カメラを買ってみるとか。」
「なるほど、それもあるかも。あるかもなあ。ないとは言えないなあ。」
てな具合にただいま、猛烈に悩んでおるところです。なんか長くなっちゃいましたが、最後まで読んでくれた方、ありがとね。ある意味では、消費っていうのは、その過程も含めて消費なんだよなあ、と、当たり前のことをあらためて思いました。読んだ方には、なんの気づきもないエントリでしたが、書いた本人は、ものすごくすっきりしましたです。さあ、明日も仕事がんばりましょ。ではでは。
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「リコーの
「リコーからは、ズーム付きの
「じゃあ、素人だけど画質にこだわる、みたいな観点で言えば、コンパクトなら、新発売のオリンパスの
「このへんになると、正直、素人の私にはよくわかんなくなってくるだよな。だったら1眼でいいじゃん、みたいな気もしなくもなくてさ。こういう商品のポジショニングって、すごく難しいんだろうなあ。今度、そういうことブログに書いてみようかな。」
「そう言えば、少し前まではサンヨーの







