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2007年6月29日 (金)

コンピュータ・アソシエイツ(5)

2007y06m29d_204052168先にご紹介したアークサーブというバックアップソフトウェアの新バージョンが出たときの広告キャンペーンです。この製品は、私は3年間ほど担当させていただきましたが、一貫して「現場でがんばっているIT担当者を支援する」という現場主義のコンセプトでいきました。

当然、ボトムアップでソフトウェアの決定がなされていくという日本の企業慣習とかを、マーケティング的に分析してコンセプト設定を行っていますが、まあ理屈はともかく、俺たちは現場を応援しようぜ、という姿勢があったんですよね。私にも、先方にも。最近はようやく変わってきましたが、ITの広告といえば、決まって摩天楼を望むオフィスの役員室の窓際に、イケメン経営者が書類持って、うーむ、みたいな顔で立っているというような広告ばかりで、あんまり面白くなかったんです。

それと、私としては「がんばれ」という言葉をもう一度復権させたかったのもありました。臨床心理学の知識が大衆化して、うつ状態の人に「がんばれ」と言い過ぎると良くない、ということが言われはじめ、「がんばれ」という言葉が、広告コピーの中でタブー化してしまっているように思ったんですね。

先の臨床心理学の話は、一般的な社会の中では、すごく落ち込んでいる人に対して、状況にもよりますが、普通にああこの人にはこの状況で「がんばれ」って言うのは意味ないな、とか、今はずっと話を聞いてあげようとか、そばにいててあげよう、とか、逆に、いつでも話せるようになったら電話してよ、とか判断できる話ですよね。

「がんばれ」という言葉には罪はないと思うんです。だから、大きな声で「がんばれ」と言おうと思ったんです。「がんばれ」という言葉に、がんばれ、コピー、読みにくいと思いますので書いておきます。

完璧にできても、誰もほめてくれない。

だけど、あなたの確実なバックアップ/リストアの仕事が、

今日も日本のビジネスを動かしている。

日本で最も多くの人に試され、鍛えられている

バックアップソフトウェアであるアークサーブは、

これからもあなたのがんばりを支え続けたい。

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