期間限定の頭痛持ちになってみて。
帯状疱疹になって、一時的に頭痛持ちになってしまったのですが、いろいろと分かったことがありました。私、頭痛薬の広告をこさえたりしておりまして、いろいろと頭痛持ちの人にインタビューとかをしていて、頭ではわかったつもりになっていたのですが、一時的ではありますが、頭痛持ちになってみて、あらためて思いますが、頭痛って本当につらいですね。痛みにも種類があると思うんですが、この頭痛の痛みは、神経の痛みなので、すごく不快な感じです。ズッキン、ズッキン、という感じで、ときどき、キーンという痛みもあったりして、それが日常的に続いていくのはけっこうしんどいです。私の場合、疲れてきたりすると、リンパが腫れたり、蕁麻疹が出たりという種類の人間なので、腫れて肉が痛い痛みや、痒みの苦しみはわかっていたのですが、神経から来る痛みは、やはり不快の質が違いますね。
もちろん、虫歯は、神経の痛みではありますが、あれは、もう治療するしかない痛みで、こっちは、一日中付き合っていかないといけない痛みなので、そうか、頭痛の人のあの言葉って、こういうことだったんだな、と今さらながら実感しています。広告制作者としては、いちおうは、どこまでも想像で、いろんな人のホントの気持ちに近づける気ではいるんですが、やはり、体験したかどうかの一線は確かにあります。当たり前のことですが。
会社の後輩に猛烈な生理通持ちがいて、仕事に生かせればといろいろ聞いたりしたのですが、その人の、「頭がズキズキで、おなかの底の方がドーンと『重痛い(おもいたい)』んですよ」と言っていたのが印象的でした。重痛い。うーん、どんな痛みなのか。
それと、もうひとつ気づいたこと。それは、体ってやはりつながってますね。例えば、こうしてパソコンに向かっていると、頭の後ろの神経がしっかりと疼いてくるんですよね。それと、お腹がすいてくると、頭がズキズキしてきて、何かを食べると、幾分かましになります。これは血液の流れですね。それが、体でわかるんですよね。
このエントリーとかも、前のエントリーとかも、きっと「頭痛」とか「後頭部」とかで出てくるんでしょうが、もし、この症状は何だろうと思ってネットで調べているんだったら、好奇心を満たすくらいにして、早い目に病院にいったほうがいいですよ。私も、てっきり筋緊張性頭痛だと思っていたら、帯状疱疹と言われてびっくりでした。
午前2時までガッツリ仕事して、これ書いてる私に言われたきゃねえよとは思いますが、無理してがんばってお仕事している皆様、体あってのものだね、ですからね。無理しないで休みましょうね。では、よい週末を。
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