「ジャパネットたかた」でLinuxが売られる日が来るなんて‥
深夜にテレビを見ていたら、「ジャパネットたかた」のテレビショッピングで、Turbo Linuxの「wizpy」が紹介されていました。マルチメディアプレイヤー兼USB接続モバイルOSです。ただし、単品ではなく、ノートPC、プリンタ、無線LANの親機とのセットですが。ちなみに、ネットでは単品で売ってるみたいです。
「みなさん!OSと言えばウィンドウズとマックが有名ですが!じつは!リナックスというのもあるんです!それがこの、小さな小さなケースの中に!ぜんぶ!入ってるのです!USBで接続すると!どんなPCもほら!このように!あなたのPCとして使えるんです!」てなことを言ってました。紹介する方も力が入りすぎたのか、「騙されたと思って使ってみてください!あっ、騙されたじゃないですね、ホント!これ!便利なんです!」なんて一幕も。それにしても、こんな時代が来るなんて。
私は、仕事ではなぜかITと縁が深く、インターネットが普及してなかった頃からITと関わってました。特にITに詳しいわけでもなかったのですが、WindowsNTで動く勘定系システムから始まって、FAXがLANに乗って電子化されるソリューションとか、秋葉原の老舗PCショップとか、インターネットプロバイダとか、某マネジメントソフトウェアとか、某パソコン用CPUとか、アナログ・DSPとか、ケータイ用OSとか、センサとか。
もちろん、私、プログラムなんてまったくわかりません。オリエンを聞きにいって、その場ではなるほどなるほどとうなずいて、会社に帰って必死に勉強する、みたいな感じでこなしてきました。だから知識が断片的で、なんかよくわかんないことになってます。チューインガムのプレゼンをした後に、そんなオリエンを聞くと、頭の中がぐちゃぐちゃになったりしますが、まあ、作るのは広告ですから、案外、専門知識さえ覚えてしまえばなんということもないのですけどね。
そんな感じなので、ITまわりの認識がミーハーなところが少しありまして、Linuxと聞くだけで、なんか格好いいと思ってしまうんですね。Linux関係の広告をつくりたいなあ、なんてことも思ってました。2度ほどLinux関係の広告をつくらせていただいて、そのひとつが日経BP広告賞の「日経リナックス」部門賞まで頂いたりしたときは、なんか子供のようにうれしかったなあ。ああ、Linuxの普及に関われた、なんてね。
それにしても、ITの世界は早いですね。あっという間に、環境が一変して、どんどん新しくなっていきます。少し前は16メガのメモリで、フォトショップとイラストレーターがサクサク動いてたのに、いまやメモリもギガですものね。「ファクシミリ、LANに乗る。」とか「ファックスだって、ランランラン。」とか書いてたのが遠い昔みたいな感じがします。まだ10年くらいしか経ってないんですけどね。なんでしょうね、この速さ。今だにOS9を使ってる私が言うのもなんですが。
追記(11/30):「ジャパネットたかた」で紹介されていたMCの方は、私の見たのは塚本さんでございます。まあ、文字にすると高田社長と同じですけどね。
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コメント
wizpyのキーワードでこちらのブログ発見しました!
うれしいです!!!
ジャパネットたかたさんのセールストークはものすごく人を惹きつける力がありますよね。
Linuxを知らない人はまだまだたくさん居るので、まだまだこれからだと思っています。
他の日のブログ読ませていただきました、読みやすい内容で違った世界が見れるのでたまに遊びに来たいと思います。
どうぞよろしくです。
投稿: カマコ | 2007年12月 3日 (月) 10:03
「wizpyブログ」のカマコさんですよね。私のほうこそ、うれしいです。ぬるめコーヒーのお話、面白かったです。Linuxもwizpyも陰ながら応援してます。これからもよろしくです。
投稿: mb101bold@管理人 | 2007年12月 3日 (月) 13:37