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2007年11月19日 (月)

リアルの生臭さと、バーチャルの青臭さ。

 今どきリアルとバーチャルを区別して考えるのもなんだと思いますが、日常の世界の生臭さと比較して、ウェブの空間は青臭い感じがします。青臭いことが別に悪いと言ってるわけではなく、私の書いているブログも含めて、ウェブの言葉は青臭さに満ちているように思います。ブログの世界には、青臭い青年や大人がいっぱいいて、彼ら彼女らの書く瑞々しく青臭い言葉に惹かれて、私もまたブログで青臭い言葉を綴るようになったのだと思うのです。

 現実の世界は、目を覆いたくなるほどの生臭さに満ちていて、それはそれで、その中でしぶとく生きていかなければならないし、それぞれがじたばたしながら生きていくのでしょうし、その中でしか味わえない喜びや楽しさがあるように思います。やきとんとホッピーの旨さは現実にしかないし、安い居酒屋で繰り広げられるアホらしい言葉の愛しさは、やっぱり現実にしかないものだと思います。

 これからはリアルとバーチャルは、もっともっと近づいていくように思います。そのとき、現実の世界の生臭さは、ウェブの世界の青臭さによってどう変わっていくのでしょうか。ウェブの青臭さは、現実の生臭さによってどう変わっていくのでしょうか。肉体と精神のように、じつはリアルとバーチャルは不可分ではあるけれど、肉体と精神のように、決して等価にならないものとして、互いに影響しあいながら、それぞれ変化していくのでしょう。

 バーチャルの言葉の先には、PCやケータイに向かう人間がいます。つまり、ウェブがつくってきた新しい価値は、根本的に言えば、やっぱりテクノロジーではなく人間がつくってきた価値なんですよね。それは、あなたや私がつくっていく価値なんですよね。その価値は、リアルの生臭さに飲み込まれるような価値ではなく、リアルにも影響を与える価値のような気がしています。

 そしてまた、ウェブのリアルへの浸食によって、リアルの持つ成熟がウェブに持ち込まれたとき、バーチャルはどう変わっていくのでしょうか。私は、その変化を肯定したいと思います。たとえそれが自分に都合が悪いものであったとしても。

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