« クライアントか、スポンサーか、お得意先か。 | トップページ | 世の中がギスギスしているのは、クルマのデザインのせいかもしれない。 »

2008年3月25日 (火)

「ほぼ日手帳」を使いこなす人に、私はなりたい。

 あこがれます。モーレツにあこがれます。ほぼ日手帳を使いこなしている人。色ペンで予定を書いたり、ちょっとしたイラストに感想を添えたり、街で見つけた素敵なデザインを模写したり、フライヤー(ちらしと言わないところがミソ)の写真を切り抜いて貼ったり。ポケットには、ライブや美術展のチケットとかを入れて、なぜか外国の小銭もさりげなく入っていて、バンドエイドなんかも入れておくと実用的でいいかも、なんて思ったり。

 じつは、3年ほど前は、ほぼ日手帳を使っていました。赤いやつ。皮じゃなくて、ナイロンの。今はなき、新宿ロフトで購入。使ってみて思ったのは、手帳としてすごくよく出来ていること。見開きできちんと平らになるし、ペンさしも便利。予定表も書きやすく、見かけによらず、ものすごく機能的。手帳というものを考え抜いて作られているんだな、と感心します。

 でも、私には合いませんでした。まず、そんなに書き込むことがないんです。予定なんかも仕事のことばかり。それに、さあ書きましょう、というような感覚の手帳だと、覚えられる予定は逆に書かなくなってしまうんです。記憶に頼ってしまうんですよね。生活のあれこれなんかも、特に書くことがないし、食事をメモしてもいいかなと思ったけど「本日、王将にて、天津飯と餃子。昨日も食べたけど、やっぱり美味しかった。」なんて書いてもしょうがないなとも思いました。

 白地ばかりの手帳を見ていると、リア充できない自分が情けなくなるんですね。昨日も今日も何もなかったし、明日も何もないだろう。そう思うと、ほんと自分が嫌いになってきます。それに、日常生活って、うれしいことばかりじゃないし、イライラしたり、怒ったり、とんでもなく落ち込んだり、自分が嫌になったり、そんなときも多いじゃないですか。それを素直に言葉にしたくは、やっぱりないんですね。

 ウキウキしたときに書いた浮かれた文章を、イライラしている自分が見て、なんだこれ、アホちゃうか、みたいな気分になったりもしました。それに、思いついたことをメモする習慣があまりなく、思いついたアイデアを脳みそに溜め込んで、時間がある程度たってもまだ覚えているものだけが使えるアイデアだと思って来たので、アイデアメモ的に使うこともできず。

 ほぼ日手帳を使いこなせる人って、すごくうらやましく思います。「ほぼ日手帳CLUB」に登場する有名人を見ていると、ああいうふうになりたいなと切に思います。私は、手帳を使いこなせないくせに、人様の手帳活用術を見るのが大好きです。なるほど、こういうふうに生活をしているんだなあ、なんてその人の暮らしぶりを想像するのが大好きです。

 でも、自分には、手帳に暮らしを表現するのが下手くそなんですね。ほぼ日手帳というプロダクトが持っている「生活をもっと楽しむ」的な世界観は嫌いでもないし、むしろ好きなくらいなんだけど。ああいう世界が嫌いなら、もっともっと切れ味の鋭いことも書けるんでしょうけど、私の場合、ああいう世界をむしろ憧れているところがあるからなあ。「ほぼ日手帳2008 SPRING」というコンテンツの中に、「みんなの使い方」というコンテンツがあって、音楽が流れていい感じなんですよね。ひとつひとつの写真を見ながら、なんか顔がほころぶんですよね。悔しいけど。

 そのコインの裏側には、きっとGoogle Calenderとか、Microsoft Outlookとかを使いこなす、合理性と緻密さを追求するクールな世界もあるんでしょうが、そっちにも行けず。12月とか、3月とかは、本屋さんの手帳コーナーに立ち寄って、いろんな手帳を眺めながら、いつもそんなことを考えてしまいます。今年こそ変わろうなんてことも思うのですが、どうせ変われないとも思う年齢にもなってきたような気がするし。そんな私には、やっぱりスマートフォンのスケジュラーで十分な気がします。

|

« クライアントか、スポンサーか、お得意先か。 | トップページ | 世の中がギスギスしているのは、クルマのデザインのせいかもしれない。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

気分を一新したくて、十数年間使い慣れたA4の日本能率手帳から、今年、思い切ってほぼ日手帳を買いました。字を大きく書くほうなのでメモ欄が小さく感じたり、右下の数字は今年に入ってからの日数だと最近やっと気づいたりであまりうまく使いこなせていません。下の名言?集が、なんかピタっとくるものが多くて、それを一番ありがたがっています。

手帳は行動と心の拠点、というくらいの愛着がないと使いこなせないのかもしれないですね。

投稿: 喜山 | 2008年3月25日 (火) 08:42

ほぼ日手帳、面白いですよね。きめ細かい遊び心が満載で、よくできてます。なんだかんだでロングセラーですものね。

なるほど「手帳は行動と心の拠点」という愛着は、使いこなしている人は持っているような気がしますね。そういう意味では、私の場合は、スマートフォンがそれになっちゃっていますね。

投稿: mb101bold | 2008年3月25日 (火) 09:43

mb101boldさん、おはやはです。(^^)

>ああいう世界が嫌いなら、もっともっと切れ味の鋭いことも書けるんでしょうけど、私の場合、ああいう世界をむしろ憧れているところがあるからなあ

↑もっともっと切れ味の鋭いこともいいけど、mb101boldさんが「照れ」というときの感性もいいと思いますよん。(^0^)

私も手帳には書くことがないタイプかな。カレンダーとかに予定書いて、おしまい。みたいな。それはそうと、中野通りの桜咲いてきましたね。私は哲学堂の近くに住んでいるので、毎年桜が楽しみです。でも、花粉症がひどいので、お花見は駄目なんですけどね。
かなし~

投稿: ggg123 | 2008年3月26日 (水) 10:30

ggg123さん、どもども。(^^)

カレンダーにちょこっと書き込み派もありますねえ。うちの親なんかはそういう感じ。ゴミの日、病院で薬、みたいなメモの中に、リンス買うとか私が帰阪するときは、私の名前が書いてあってリ、それはそれで暮らしぶりがよくわかっていいですよね。

それとそれと、ご近所さんなんですね。私は新井です。カンロの近く。花粉症、たいへんですね。あそこの桜はお散歩桜だから、そんな「生活の中の桜」感も中野の桜は好きなとこ。哲学堂からだと、バスで中野駅まで桜ツアーなんてのもおつですしね。ではでは〜

投稿: mb101bold | 2008年3月26日 (水) 11:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214429/40630206

この記事へのトラックバック一覧です: 「ほぼ日手帳」を使いこなす人に、私はなりたい。:

« クライアントか、スポンサーか、お得意先か。 | トップページ | 世の中がギスギスしているのは、クルマのデザインのせいかもしれない。 »