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2008年4月22日 (火)

このところ企画書ばっかり書いています。

 人によってはAppleのKeynoteかもしれませんが、私の場合はMicrosftのPowerPointを使って書いています。クリエイティブは企画書をあまり書かない人が多いですが(書いても企画趣旨みたいな簡単なものの人が多いですね)、私はかなりきちっとした企画書を書く方です。別の場所に書いたことがあるんですが、クリエーターのための企画書の書き方のコツを書いておきます。

 1)書体の種類はできれば1種類、文字の大きさは大中小の3段階以内
 2)色は1色もしくは2色しか使わない(画像は除く)
 3)デザインテンプレートは使わない
 4)論理の流れをページごとに変えたりしない
 5)迷ったらシンプルを選ぶ

 つまりは、ごてごて盛り込まないみたいなことでしょうか。クリエーターは多少文章が長くてもいいと思うし、文章で語るスタイルでもいいと思います。そのかわり、その文章は語りかけるような感じで書いた方がいいような気がします。お得意の方も、クリエーター(まあ、企画書を専門に書く人ではない、みたいにとってください)に、データたっぷりのいわゆるプロの企画書は求めていませんから。あと、挿絵的な意味の希薄な写真やイラストは使わない方がいいかもです。図形は円とか長方形とかの基本図形を中心に、必要最小限がいいと思います。でも、吹き出しは使いますね。消費者はこう思っていますよ、みたいなことを書くときは便利です。

 ちなみに、ここに書いている企画書は、しゃべる自信がない人を前提にしています。本当は、いい企画書はプレゼン=しゃべりを前提にして、要素だけを見出しで書いていって、事例がビジュアルでたっぷり掲載されているタイプのものだとは思うんですけどね。言ってみれば、ここで言う企画書は、スタンドアローンでも楽しく読める小冊子みたいな感じでしょうか。広告コンテンツを紹介する前置きとしての企画書は、それでいいような気がしますね。私の場合は、そのコンテンツがそういう表現に至った自身の思考の中身をオープンにするような気持ちで企画書を書いています。

 私はもともとCIプランナーなので、パワポのなかった頃から企画書を書いていました。そのときは、ワープロで文字を打ち出して、コピー機で拡大縮小したり、それをハサミで切って台紙にペーパーセメントで貼ったり、画像なんかもコピーしたものを切って貼ってました。色を使いたいときは、パントン(PANTONEをそう呼んでましたね)を切って、ぺたっと貼っていました。透明のシールになっているものを貼ると、文字が透けて見えるんですね。

 あの頃にくらべると、本当に楽になりました。広告カンプもそうですけどね。パントンの色シールを贅沢に使ったりして、よくデザイナーの先輩に怒られました。矢印なんかのシールもあったんですね。それは、結構高価なものだったので、コピーして使ってました。

 私より前の世代だと、企画書は手書きなんですよね。プランナー時代、あこがれの会社はPAOSだったんですが、そのPAOSが手がけたCIの事例がたくさん載っている「DECOMAS」という名の百科事典みたいな分厚い本があったんですが、その中に手書きの企画書が掲載されていて、それはもう芸術のようでしたね。その影響か、私も急ぎの仕事なんかで、A3の紙に太いペンで手書きの企画書を書いてお得意に持っていったりしますが、けっこう評判いいですよ。デジタル時代に、逆に新鮮なのかもしれません。

 CIプランナーから広告制作に転身して、そしてまたこのごろCIの仕事が増えてきました。不思議なものだなあと思います。あの頃と違うのは、受注金額でしょうか。桁がひとつ少ないですね。ちょっと生っぽいですね。こういう生な話はブログに向かないかも。まあそれはともかく、クリエーターの人に限らず、企画書は書けた方がいいですよ。でも、パワポ2008のマック版は、現在のところ、文章ブロッグを全選択して文字入力すると落ちるクセがあるから気をつけてください。バグでしょうね。早くパッチを配布してほしいなあ。

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