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2008年4月21日 (月)

略語あれこれ

 「KY式日本語」という本が売れているらしいですね。NHKの「週刊ブックレビュー」で特集していました。ローマ字略語というらしいです。この醍醐味は「空気読めない=KY」といった、普通の日本語のローマ字略語でしょうが、言われてみるとローマ字の羅列言葉は私の日常でもよく使います。特に社名はそうですね。簡単なところでは、こんな感じ。

 NHK=日本放送協会
 BK=日本放送協会大阪放送局(JOBK)
 TBS=東京放送(ブロードキャスティングシステム)
 CX=フジテレビジョン(JOCX)
 TX=テレビ東京(JOTX)

 広告の現場では、CXとTXを逆Lで、みたいな感じで使います。逆Lというのは土日と夜にテレビCMを集中投下するやり方。仕事をしている人がターゲットの場合によく使われます。1週間のCMオンエアを番組表に赤線で引いていくと逆のL字型になります。

 D=電通
 H=博報堂
 JWT=J・ウォルター・トンプソン
 YR=ヤング・アンド・ルビカム
 CA=サイバー・エージェント
 CCI=サイバー・コミュニケーションズ(inc.)

 広告会社には略語が多いです。ADKは正式社名ですね。前はアサツーDK。旭通信社と第一企画の合併によって誕生しました。DKは第一企画。でも第一企画はDKではなく一企(いちき)と呼んでいました。外資系には、DDBとかBBDOとかTBWAとか略語系の社名が多いです。これらは正式社名になっているはず。たいていは、複数の創業者の名前の頭文字です。広告会社に略語がよく使われるのは、飲み屋さんとか喫茶店で話すときに正式名称を言うと差し障りがあるからですね。面白いところではこんなのがあります。隠語っぽいですが。

 南青山=マッキャンエリクソン(本社所在地より)
 松木さん=マッキャンエリクソン(最初の3文字から)
 おおひろさん=大広(東京で知名度がなかった頃そう呼ばれた)
 J企=ジェイアール東日本企画
 ジェイコム=ジェイアール西日本コミュニケーションズ

 J企は自らJekiと呼び始めたようですね。我々はジェイキと呼んでいましたが、本人はどうやらジェキまたはジェーキと呼んでほしいみたいです。そういえば、CAというとサイバー・エージェントを指すみたいですが、私的にはコンピュータ・アソシエイツのイメージが大きいです。コンピュータ・アソシエイツは社名変更して、正式にCAになりました。広告会社以外にも略称で呼ばれる会社は多いです。

 JJ=ジョンソン・エンド・ジョンソン
 PG=プロクター アンド ギャンブル(P&G)
 KFC=ケンタッキーフライドチキン
 JT=日本たばこ産業

 挙げていくときりがありませんが、業界でしか呼ばれない略称と、自ら進んで呼んでいる略称の2とおりあるようです。KFCは街の看板にでかく書いていますが、誰もKFCとは呼んでいませんね。ケンタと呼ばれることが多いようです。PGなんかは何も&を略さないでもなあとは思いますが。略語をさらに略すという感じが業界人っぽいですね。広告業界では、たいていの企業名をアルファベットの略語で言います。壁に耳あり、クロードチアリ(古っ!)。口は災いのもとですからね。

 C/B=コールバック(折り返し電話するの意)
 MTG=ミーティング
 PPM=プレ・プロダクション・ミーティング(CMの撮影前にする会議)
 ATL=アバブ・ザ・ライン(テレビ・新聞などのマス媒体)
 BTL=ビロー・ザ・ライン(SP・イベントなど)
 USP=ユニーク・セリング・プロポジション(製品の売り)

 広告業界の日常は略語でいっぱいです。机の上に「C/Bよろしく」なんてメモがあっても、何していいかわかりません。いったい何をよろしくなのか。ATL、BTLなんかはそろそろ死語になりそうな勢いです。俺、BTLやんないから、みたいなことを言う制作がいたら、ぶっ飛ばしていいですからね。すみません、言い過ぎました。

 DDT=パチスロの小役取りこぼし防止打法
 KKK=上に同じ

 パチスロをやらない方はわからないかもですが、チェリーやスイカなどのレア小役はおやじ打ちすると取りこぼしてしまいます。おやじ打ちというのは、狙わずストップボタンを押すことですね。チェリーの払い出しが4枚だとすると80円丸損なので、それを防ぐためにDDTやKKKをしないといけないんです。なぜ同じ意味の略語が2つあるかと言うと、それぞれの出所である雑誌が違うから。DDTはパチスロ必勝ガイド。除草剤のDDTのように根こそぎ取るという意味らしいです。KKKはパチスロマガジン。小役・きっちり・かっちり打法の略とのこと。

 Blog=ウェブログ
 SNS=ソーシャル・ネットワーク・サービス
 SBM=ソーシャル・ブックマーク
 CGM=コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア

 そういえば、少し前はBlogのことをビーログって呼んでいる人が多かったです。Blogはそのままだとブログとは発音できませんものね。ブログがここまで一般化したのは、もしかするとこの略語の勝利かもしれませんね。かつて、風野春樹さんは、このブログという呼び名が嫌いで、「ブ日記」と呼んでいましたが、まあそれだけブログという響きにパワーがあったのかもしれません。

 私は、なんとなく呼ぶ風野さんの気持ちに共感します(参照)。でも、慣れてしまったからかもしれませんが、ブログという単語の響きは、いい感じです。WeblogなのにBlogと略した人の勝利ですね。略の法則としては、WelogとかWogとかになってもよさそうなのに、あえてBlog。ウェログ、ウォグ。いまいちですね。ブログ界隈では、ブログ論が多く読まれるようですが、ウェログ論やウォグ論じゃ、なんだかですものね。ウェログとは。ウォグとは。でも慣れるとそうでもないかも。まあ、ブログでいいんで、慣れる必要はないですけどね。ではでは。

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コメント

広告業界の略語、懐かしいです。

私の勤務していた代理店では、得意先の
事は、所在地の地名で読んでいました。

私の今居るコンピュータ業界も略語
頭文字語の多い業界です。

どちらの業界でも本物のベテランは
略語を使わなかったりするのが面白い
所ですね。

投稿: をたくな講師 | 2008年4月22日 (火) 23:14

所在地の地名というのは広告代理店の呼び名にも多いですね。汐留、田町(今は赤坂か)とか。うちのホワイトボードも神谷町やら九段とか、地名がいっぱいです。

>どちらの業界でも本物のベテランは略語を使わなかったりするのが面白い所ですね。

確かに、確かに。なるほどそうです。やはり、それは自信のなせる技なんでしょうか。面白いですね。

投稿: mb101bold | 2008年4月23日 (水) 00:32

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