551蓬萊の豚まん
大阪に帰ったら必ず食べます。関西では、百貨店や主要駅には551蓬萊の売店があって、いつも列ができています。4個入り640円。1個あたり160円ですね。コンビニで売っている肉まんよりちょいと高いですが、かなりのボリュームがあります。そう言えば、関西では肉まんという言葉、使わないですね。関西では肉と言えば牛肉のとこを言うようです。
公式ウェブサイトによると、1日14万個売れるそうです。餃子の王将も、ヒグチ薬局もそうですが、関西人はなぜか個数や店舗数を誇る傾向がありますね。ところで、この豚まん、井村屋なんかの肉まんを想像するときっと裏切られます。井村屋のは、皮がほんわかしていますが、蓬萊はもっちりもちもち。てっぺんにねじりが入っています。1日14万個も売っているのに、ひとつひとつ手作りです。たいしたもんですね。
この蓬萊の豚まんは、アウトドアでは食べないですね。たいてい家に持って帰ります。小袋入りのからしが入っていて、それをつけて食べます。その小袋、からしが足らないというく苦情が多いのかはわかりませんが、箱に10個ぐらい入っているときがあります。冷蔵庫には蓬萊のからしの小袋が必ずありました。私は、豚まんにはウスターソースです。子供の頃からそうでした。関西では普通ですが、他の地方ではあまりしないみたいですね。えっ、肉まんにソース?気持ち悪るー、と言われます。
関西人にとって、豚まんはファーストフードではなく、お食事なんですね。公式ホームページの中にあるミニレシピを見ると、それがわかります。揚げまんのみぞれがけなんかは旨そうですね。ちょっと作るのはめんどくさそうですが。
大阪に出張する東京のビジネスマンの中にもファンが多いようです。家族に頼まれて買って帰る人、多いみたいですね。仕事が終わって、帰りの新幹線の中でビールと一緒に食べる人もいるようです。でも、蓬萊の豚まんって、新幹線の車内中に匂いが充満するんですね。おっ、豚まん食べている人がいるな、とすぐわかってしまいます。買ってくればよかったな、といつも出張帰りに思います。
東の崎陽軒、西の蓬萊。どちらも全国展開していないところもいいですね。出張なんかで東京と新大阪を新幹線で往復する方は、東西味比べなんていかがですか。
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