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文体のことを考えていたら、こんなエントリ。(知人というか先輩のブログですけどね)
そんな例のひとつが、「世界で一番短い手紙」。有名な話ですよね。
それは、1862年、ヴィクトル・ユーゴーと出版社の間で交わされた手紙。
ユーゴーは、出版された「レ・ミゼラブル」の売れ行きが気になっていた。
そこで、手紙にたった一文字「?」、と書いて送った。
それを見た出版社は、「!」と一文字だけ書いて、返事を出した。
なるほどなあ。いい話。文体を考えることは、伝える相手のことを考えることでもあるのかな。引用したユーゴと出版社、そして、その後に書かれている、南極越冬隊で働く夫とその妻の手紙。そんな深い絆で結ばれた相手に届けるための言葉。文体の究極って、こんな短い言葉だったり、あるいは、もっといけば、それは沈黙だったりするのかもしれません。なんか考えさせられます。
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コメント
いい話だよね。笑
心を込めたら、短くても届く。
お手本だね、コミュニケーションの。笑
投稿: のばらパパ | 2008年5月21日 (水) 12:51
ですね。笑
投稿: mb101bold | 2008年5月21日 (水) 13:04