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2008年6月24日 (火)

人間は「おじん」と「おばん」に分けられる。

 昔、ラジオ大阪で「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」(参照)という番組がありまして、その中での話。人間には大きくいって2つのタイプがあって、そのひとつが「おじん」で、もうひとつが「おばん」。もちろん、この「おじん」と「おばん」は性別とは関係ありません。

 「おじん」は、寡黙でクールな人。一方の「おばん」は、おしゃべり好きで陽気な人。「おじん」の代表格が高倉健さんで、「おばん」の代表格は、芸能界にはたくさんいますが、ビックネームでいえば美空ひばりさんですかね。なんとなくわかります?

 で、番組では、あの人は「おじん」か「おばん」か、という話で延々盛り上がっていました。ちなみに、鶴瓶というのは笑福亭鶴瓶さん。新野というのは、放送作家の新野新さん。新野先生と呼ばれていました。そう言えば、新野さん、少し前、お体を壊されていたという話でしたが、お元気でしょうか。

 例えば、さんまさんは典型的な「おばん」ですね。鶴瓶さんもそう。伊集院光さんも「おばん」。タモリさんはどうかといえば、少し微妙。本質的には「おじん」ではないでしょうか。でも、いつもは「おばん」を装っているような気がします。そういうタイプを、ぬかるみでは「おばんの皮かぶり」と言っていました。ずいぶん前のことなので、もしかすると逆かもしれませんが、おばんの皮をむくとおじん、みたいなことですね。

 逆に、例えば小田和正さんなんかは、普段は「おじん」を装っていますが、本質的には「おばん」だと思います。私がオフコースをオンタイムで聴いていた頃は、完璧な「おじん」イメージでしたが、最近はすっかり「おばん」ですね。ほんと、びっくりするほどよくしゃべります。昔は、「こんばんは。オフコースです。」しか話さなかったのに。こういうタイプを「おじんの皮かぶり」と言います。

 私なんかはどうかと言えば、たぶん「おばん」だと思います。でも、ちょっと、知性的に見られたいみたいなスケベ心もあるので、「おじん」を装っているところはあるかな。とはいいつつ、「おばん」全開でもないので、オフコース時代の小田さんを真性「おじんの皮かぶり」だとすると、私は仮性「おじんの皮かぶり」くらいでしょうか。

 はてな界隈に集う人のことを、「はてな村」の村人なんてよく言いますが、ブログをはじめた頃、なんとなく「ぬかる民」みたいだなと思いました。ぬかるみリスナーのことを「ぬかる民」と呼んでいたんですよね。

 なにせ日曜の深夜0時始まりで、終了が2時半頃(お二人の気分で変わるんです)だったので、聴くのに根性がいったんですよね。私も、ぬかる民でした。このぬかる民にも2つあって、ハガキを書いたり、積極的に関わる人を「どっぷりぬかる民」と言い、私のように聴く専門(今で言うROM専門みたいですよね)のリスナーを「あっさりぬかる民」と言っていました。

 ただただ二人の世間話だけの番組でしたが、だからこそのハプニングがたくさんありました。例えば、リスナーに呼びかけて実現した「新世界ツアー」は、リスナーが全国から集まって機動隊が出るほどの騒ぎになったり、番組中にゲストと本気で喧嘩したり。それに、ティーチーンが定期的に行われて、自衛隊は必要かなんてことを話し合ったりしていました。

 そんな、ディープなラジオ番組ですから、「おじん」や「おばん」の他にも、ぬかる民だけで通じる「ぬかるみ語」というのがたくさん生まれました。うる覚えですが、その一部をご紹介しますね。ちょっとお下品なものもありますけど、まあ、今回はお許しを。

【カンキツ類】 いわゆる勘がきつい人。物事の成り行きや空気を敏感に察知して、先回りして、みんなに善かれと自己犠牲的に行動してしまうため、自分は不幸になりがち。

【ポペコ】 ポペポとも。関西地方の隠語をそのまま言うと放送できないので、こうなりました。まあ、何かわかりますよね。ここから、上岡・鶴瓶のパペポTVのパペポのパペポが生まれました。(公式にはそう言っていませんが)

【びめこ/ぶめこ】 Wikipediaには美人/不美人とありましたが、私の記憶では、下半身にもそれはあるよね、という話だったような。

【おさせ】 これは誰にでもついつい許してしまう断ることが苦手なやさしい女性を愛情を込めて表現していました。

【ざんざざーん】 ものすごい勢いで。例:「ざんざざーんと不幸が押し寄せてくるのよ。」

【ありぃの/しぃの】 順接を表す。あるし、するしに近いかも。新野先生の口癖。これは全国区になりましたね。

【鬼畜やなあ】 ひどいなあの意。例:「ようそんなこと言うわ。鬼畜やなあ。」映画「鬼畜」の岩下志麻さん演じる女性の鬼畜ぶりが由来。

【チンチキチン】 デイヴ・グルーシンの「カタヴェント」(視聴)という曲のこと。番組のオープニングテーマでした。この曲、世界的に有名な曲ですが、ぬかる民にとっては、チンチキチンなんですよね。

 この「ぬかるみの世界」は、後にインターネットラジオ「nukarumi.com」として復活しましたが、残念ながら新野先生の健康上の理由で終わってしまいました。私は、月額500円で聴いていましたが、あの頃とは少し違う感じがしました。ちょっとさみしいですが、やっぱり、ラジオは時代とともに、ということかな。あれからもう20年以上経ったんですよね。元ぬかる民のみなさん、お元気ですか。

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コメント

はじめまして。
私も数少ない(笑)nukarumi.com会員の一人でした。最終的には1200人くらいまで増えたのかな?印象に残ってるのは、ふなちゃんの味のある歌。私は結構好きでした(笑)。
あと昔の放送がYouTubeに何本かありますけど、今聞いても面白いですね。ルーツとかかなり面白いです。

投稿: haruki | 2008年7月 6日 (日) 12:02

harukiさん、はじめまして。
私は会員番号が1578なので、だいぶ後の方の会員ということなんですね。新野先生の顔写真入り会員カードが送られてきましたよ。「倍倍ゲームなのよ。」というコピー付きでした。
YouTubeにあるんですか。最近はなんでもあるんですね。ルーツ話、ありましたね。なんとなく覚えてます。今度聴いてみますね。

投稿: mb101bold | 2008年7月 6日 (日) 14:14

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