« いつまでも良心や善意に頼りっきりでいいのだろうか | トップページ | 水木サン »

2008年7月 1日 (火)

みなさんこんばんは、オフコースです。

 そっと小声で、小田ヤス時代のオフコースファンの方にお知らせします。1978年の某FM局スタジオライブ音源。アルバム「JUNKTION」の頃ですね。YouTubeにアップされた方のご友人所有の音源だそうで、そのご友人、エアチェックしたテープを大切に保管されていたんでしょうね。

 私は、オフコースは、「Song is Love」に始まり「JUNKTION」「FAIRWAY」へと続く、小田ヤス曰く「試行錯誤の三部作」の頃がいちばん好き。フォークともロックともニューミュージック(この言葉、死語ですね)とも違うサウンドで、オフコースの音としかいいようのない感じがいいと思います。いい意味で華がないんですよね。

 この頃のオフコースは、私はオンタイムではなかったので、レコードでは何度も聴いてきましたが、ライブは初めて聴きました。DVDで出た「Off Course 1969-1989 Digital Dictionary」にも収録されていなかったし、ほんと、大げさな表現ではなく、私にとっては、聴きたくて聴きたくてたまらなかった音でした。

 今でこそ、たくさん音楽を聴いてきて、それなりに耳も肥えて、ジャズとは何か、とか、なんだかんだ難しいことを言っていますが、中学生から高校生の頃の私にとって、音楽ってオフコースとイコールだったんですよね。小田和正さんと鈴木康博さんのハーモニー、いいですねえ。「秋の気配」や「めぐる季節」、それに鈴木さん唯一のシングルA面曲「ロンド」もあります。

「のがすなチャンスを」作詞/作曲 鈴木康博
OFF COURSE (studio live 1of8 / sound only)
セカンドアルバム「この道を行けば」に収録されている曲です。ヤスさんならではのロックっぽい曲。でも、オフコースファンはこういうのをロックだと言うから困る、と当時流行っていたヘビメタファンによく言われました。これは、5人のオフコースの最後の武道館ライブでも演奏されました。

「めぐる季節」作詞/作曲 小田和正 
「眠れぬ夜」作詞/作曲 小田和正

OFF COURSE (studio live 2of8 / sound only)
小田さんは、こういう男の嫉妬を歌わせたら世界一ですね。「めぐる季節」はアルバム「Song is Love」に収録。「眠れぬ夜」はオフコース初のスマッシュヒット。これはアルバム「ワインの匂い」に収録。西城秀樹さんがカバーしました。この曲、最初はバラードだったそうです。プロデューサーの武藤さんがロックチューンに変更させたそうです。小田さんは、最初はそれが不服だったそうです。でも、この頃のオフコースにとっては知ってもらうということが重要だったんですね。

「雨よ激しく」作詞/作曲 鈴木康博 
「ロンド」作詞/作曲 鈴木康博

OFF COURSE (studio live 3of8 / sound only)
「雨よ激しく」はアルバム「ワインの匂い」収録。鈴木さんが「FoWord」でセルフカバーしています。「ロンド」は、このライブでも話していますが、ドラマの主題歌。いい曲ですよね。でも、鈴木さん曰く「これからのオフコースのイメージに合わないということで、忘れ去られた曲」だそうです。この曲はシングルのみに収録されていて、ベスト盤「Selection」にも収録されませんでした。いい曲なのに。

「僕の贈りもの」作詞/作曲 小田和正 
「Graduation Day」(Four Freshmenが歌った有名な曲。作詞/作曲はわかりません。)

OFF COURSE (studio live 4of8 / sound only)
この「僕の贈りもの」は、実質的なデビュー曲ですね。小田さんもセルフカバーしています。アルバム「LIVE」ではリコーダーアンサンブルで演奏されていました。かわいらしい曲ですね。「Graduation Day」もそうですが、この頃のオフコースは、ライブでは自分たちの曲以外の曲も演奏していました。それにたくさんのコマーシャルソングも歌っていました。

「ランナウェイ」作詞/作曲 鈴木康博
「こころは気紛れ」作詞/作曲 小田和正

OFF COURSE (studio live 5of8 / sound only)
冒頭に松尾一彦さんの長嶋茂雄さんのものまねがあります。あと、松尾さんの加山雄三さんのものまねと、ヤスさんの沢田研二さんのものまねが、ライブの定番だったそうです。「ランナウェイ」はアルバム「Song is Love」収録。これも、最後までライブで演奏された曲です。「こころは気紛れ」も同じく「Song is Love」収録。シングルは、新録音で発表されました。シングルのほうが少し激しい。私はアルバムバージョンが好き。

「秋の気配」作詞/作曲 小田和正
「青春」作詞/作曲 鈴木康博

OFF COURSE (studio live 6of8 / sound only)
この「秋の気配」はアルバム「JUNKTION」収録。この頃ではいちばん有名な曲なのではないでしょうか。この音源でも小田さんが話していますが、歌詞にある「港が見下ろせる小高い公園」は、横浜の港の見える丘公園ですね。それにしても、ライブでもアルバムと同じようなアレンジで演奏していたんですね。「青春」は「Song is Love」収録。でも、初出は「秋ゆく街で」というライブアルバム。

「老人のつぶやき」作詞/作曲 小田和正

OFF COURSE (studio live 7of8 / sound only)
NHKの「みんなの歌」のために小田さんが書いた美しい曲。でも、没になったそうです。「私の好きだったあの人も今ではもう死んでしまったかしら」という歌詞が原因だそうです。この曲は、アルバム「ワインの匂い」のエンディング曲ですね。

「HERO」作詞/作曲 小田和正・鈴木康博

OFF COURSE (studio live 8of8 / sound only)
アルバム「JUNKTION」のエンディング曲。小田ヤス共作。共作は、あとシングル「愛の中へ」のB面「Christmas Day」だけ。ほんと、いい意味でも悪い意味でもナイーブなんだから、って思います。組曲っぽい長い曲です。

 

オフコース

小田和正(key)
鈴木康博(g)
松尾一彦(g)
清水仁(b)
大間ジロー(d)

(1978年2月放送)

 やっぱりオフコースはいい。オフコース万歳。ちなみに、このフレーズ、分かる人はかなりのオフコースファンですね。往年のオフコースファンのみなさん、いろいろあれなんで、アップされた方とそのご友人に感謝しつつ、それぞれの著作権者のみなさまの寛大なご配慮を期待しつつ(みなさまどうかよろしくお願いします)ひっそり聴きましょうね。ではでは。

|

« いつまでも良心や善意に頼りっきりでいいのだろうか | トップページ | 水木サン »

オフコース」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
早速このyoutube、お気に入りに入れました。圧巻は松尾さんの長嶋茂雄のものまねでしょうか(笑)
モノラルなので再アップするかもしれないそうですね。
自分も、リアルタイムではなく、同級生男子のお兄ちゃんからカセットに録音してもらったのが「JUNKTION」「FAIRWAY」です。「SONG IS LOVE」は、バイトして買いました。非常に甘酸っぱい思い出です。
ヤスさんの声はジュリーだと、うちの母も言ってましたっけ。ではでは。

投稿: あみーご長嶋 | 2008年7月 1日 (火) 12:42

こんにちは。
私はこの音源を聴いて、Theree and TwoやWe are、overの頃と同じように(この頃の音源はけっこうあるし、聴きました)、ライブでもレコードとほぼ同じアレンジで演奏していることが驚きでした。けっこう練習したんだろうなあ。
この頃は、ギターもES335とかでエフェクターもあまり使ってなくて、シンセサイザーもいい意味で素朴でいいですね。ほっとする音です。ではでは。

投稿: mb101bold | 2008年7月 1日 (火) 13:09

mb101boldさんこんばんわんこ(^^)

ちょこっと聞かせていただきました。
ぼーるどさんはどの曲が好きなのでしょか?

投稿: ggg123 | 2008年7月 2日 (水) 23:09

ggg123、わんばんこ(^^)

この中では、いちばん好きなのが「秋の気配」。続いて、「ロンド」「めぐる季節」。この中では「ロンド」はちょっと例外的かも。オフコースらしくない歌詞と曲ですけど、地味な表現だけど、この気持ちはわかるわかるっていう感じかな。

「秋の気配」とかは典型的で、「めぐる季節」もそうですが、失われてしまったものや時間に対する愛しさとか、せつなさとか、どうしようもなさを唄にしたものが好き、というより、どうしようもなく魅かれてしまいます。

極めつけは、「心はなれて」という曲ですが、ここまでくると神々しいというか、好きという範疇を超えているように感じます。
http://jp.youtube.com/watch?v=SfSxfCJZIuo

あとYouTubeにあったもので言うと、「思い出を盗んで」という曲も好き。http://jp.youtube.com/watch?v=zDoyHAxZfgY&feature=related
この中に「すべて命あるもののように 流れるままに身をまかせれば すべて命あるもののように やがて訪れる永遠の眠り」という歌詞があって、ほんと至言だなと思います。でも、私たち人は心があるんですよね。流れるままに身をまかせられない。だから、嫉妬とかそんな感情に苦しむんですよね、というふうに私は解釈しています。ではでは。

投稿: mb101bold | 2008年7月 3日 (木) 01:02

>でも、私たち人は心があるんですよね

そうですよね。
ちょっとわかった気がしました(何を?
全部すごくいい曲でした。どうもありがとう

投稿: ggg123 | 2008年7月 3日 (木) 10:29

で、小田さんって、オフコース時代はそんな、心があることのせつなさを歌うんですが、ソロになってからは、その喜びとかを歌い出すんですよ。
君を守る、とか、君のために強くなる、とか。それとともに、声も、ささやくから張り上げるに変わってきます。私は、オフコースみたいな感じの感性を「青春」と呼んでいて、小説なんかにも「青春」とそうでないものがあるみたい。
女性の領域で言うと、「少女漫画」の領域っていうか、そんな感じ。そんなことを考えると、「少年漫画」というジャンルは「少女漫画」の対義語ではなく、ああいうオフコースの「青春」的な感性って「少女漫画」に近いような。
昔、「綿の国星」とかを読んでた女の子がみんなで「秋の気配」とかを合唱していたりして、オフコースファンというのはこの頃は乙女チックだったようなことを覚えています。
なんか、このへんの領域、けっこう関心領域かもです。このへんのこと、ぐるぐると。お返事がてら、メモがてらに。ではでは。

投稿: mb101bold | 2008年7月 4日 (金) 11:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214429/41701353

この記事へのトラックバック一覧です: みなさんこんばんは、オフコースです。:

« いつまでも良心や善意に頼りっきりでいいのだろうか | トップページ | 水木サン »