« 思いつきのクリエイティブ | トップページ | 欧米の広告会社はクリエイティブ手法で差別化する »

2008年7月25日 (金)

海原雄山に「つけ麺」を語ってほしかった。

 まったくもって納得できないけど嫌いではない、そんな食べ物に「つけ麺」があります。人気があるし、ファンも多いから、大反発くらうかもですが、だって、あれって、麺が冷たくて、つけ汁が熱いんですよ。ぬるくなるじゃないですか。それって、正直どうなん?

 あつもりがあるって?まあ、あつもりは理にかなってる。熱々の麺を、熱々のつけ汁で食べる。料理としては、ありの方向。でも、極太の中華麺のシコシコ感は冷たい麺が断然勝っていますよね。だから、納得できないけど、冷たい麺に熱々のつけ汁のもりそばを頼んでしまいます。

 麺を食べ終わったら、つけ汁をスープで割るじゃないですか。あれも、なんだか。日本そばのもりそばの、そば湯はまあわかる。そばの栄養分をみんないただこうという心意気があるし、そば自体、あっさりした食べ物だから、最後にそば湯は食べ物として完結しているような気がします。でも、つけ麺の最後のスープ割りは、本来最初に出てくるか、麺とともに食べる種類のものだと思うんですよね。最後に飲むにはこってりしてるし。でも、絶対割ってもらうけど。

 つけ麺という食べ物は、生まれ育った関西では当時はなくて、東京に来たとき、なんじゃこりゃな食べ物ナンバーツーでした。ナンバーワンは、もんじゃ焼き。あれも、食べ物として完成してないような気がするんですね。失敗したお好み焼きみたい。

 あれ、海原雄山はどう語るのだろうと思っていましたが、ついに語らずじまいで美味しんぼは休止してしまいました。山岡士郎がどう反論するのかが見たかったし、究極VS至高のつけ麺対決も見たかったなあ。冷やし中華対決はありましたけど、冷やし中華は冷たい麺に冷たいスープだから、料理としては理にかなってるし。

 すき焼きや鉄板焼きが牛肉をいちばんまずく食べる料理法だと言い切った美味しんぼには、つけ麺やもんじゃに切り込んでほしかったなあ。そんでもって、シャブスキー(魯山人風すき焼きを山岡士郎が庶民が気軽に食べられるように改良したもの)みたいな妙な料理法を推奨してほしかった。で、いくらなんでもそれは言い過ぎじゃないの、と突っ込む側に回りたかった。

 つけ麺もそうだし、もんじゃもそう。料理としての完成度に疑問がつくし、理屈として、それは正しいのか、と激しく思うんですよね。今だに。でも、その二つの料理の最大の欠点は、妙においしいことなんだよなあ。クセになるし。

 つけ麺なんかは、並ぶのが苦手な私が、中野の早稲田通り沿いにある「永楽」とか、並んで待ってでも食べたいと思うし、もんじゃはもんじゃで、今の季節、キンキンに冷えたビールで食べるといいんだよなあ。ベビースターとかも、ザクザク入れるし。なんなんだろうなあ。まったくもって納得できてないんだけどなあ。もっといい理屈があれば、素直にうまいっ!って言えるんだけどなあ。

|

« 思いつきのクリエイティブ | トップページ | 欧米の広告会社はクリエイティブ手法で差別化する »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

オマエめんどくさい奴だなぁ
料理は理屈じゃないんだよ

投稿: はぁ | 2012年9月 6日 (木) 03:52

わざわざ、ご苦労様です。

投稿: mb101bold | 2012年9月 6日 (木) 10:54

私はラーメン>つけめん派ですが、
時につけめんが食べたくなる時もあります。麺の歯ごたえを感じたいとき、麺そのものを味わいたい時。濃厚かつ凝縮されたスープ(つけだれ)を味わいたいとき。
ご指摘の「ぬるさ」ですが、ぬるいからいいのです。冷たくては夏しか食べられない。あるいはお腹を冷やす。元々が急いで食べる必要があったために生まれたものですし。そこから派生したのがあつもりで。
美味しんぼなら結論はきっと、麺の風味をそのまま楽しむということになるでしょうな。

投稿: 岡津 | 2015年6月27日 (土) 23:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214429/41962696

この記事へのトラックバック一覧です: 海原雄山に「つけ麺」を語ってほしかった。:

« 思いつきのクリエイティブ | トップページ | 欧米の広告会社はクリエイティブ手法で差別化する »