世の中はどんどん悪くなっていく、わけじゃない
長野県上田市の無人駅のベンチ。カップ酒の空きカップに団扇が差されていました。夏も終わりですが、今年は暑かったので活躍したことでしょう。ビニール傘なんかも何本か置かれていました。地域の人が置いていくそうです。
上田へはあるCMの撮影で行ったのですが、そこでお世話になったフィルムコミッション(映画や広告などの撮影のいろいろなコーディネートをしてくださる地域の団体です)の方がおっしゃっていました。
「ここも、一時期は、窓ガラスが割られたり、ゴミが散乱したりして、荒れていたんですよね。」
この無人駅は、まわりは住宅も多くあり、地域の通勤通学でそこそこ使われる駅です。ひとつ悪いことが起こると、私なんかは、この先ずっと悪くなることはあるけれど良くなることはないな、と思ってしまいがちですが、そうでもないのかもな、と思いました。
駅のまわりにはコスモスがたくさん咲いていました。風に揺れて、朝の光に照らされていました。まあ、なんとかなるさ。少しでも良くなるようにと、ひとつひとつ重ねていくしかないんですよね。気長に、じっくり、ゆっくり、ね。
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コメント
mb101boldさん、まいどぉ~(◎´∀`)ノ
誰かが誰かをちゃんと認知すると、すこおしだけ、そこの世界が変化するような気がするのよん。語りまくるのだ。
投稿: ggg123 | 2008年9月18日 (木) 14:00
下田市→上田市なのでは?
投稿: | 2008年9月18日 (木) 14:02
>ggg123さん
まいどです。
それ、なんとなくわかります。撮影でも多くのひとにお世話になりました。なんとなくそれだけで上田に愛着がわいてくるんですよね。
>名無しさん
ほんと、ありがとうございます。すごい間違いをしてしまいました。急いで更新すると駄目ですね。修正しました。
投稿: mb101bold | 2008年9月18日 (木) 14:40