声優さん
とある企業の広告の仕事。CMの仮ナレーション録りで、ひさしぶりに声優さんたちとお会いしました。2匹の子豚の声を担当していただいています。お一人は、ベテラン中のベテランの声優さんで、ああ、あの声もこの声もそうだったんですか、というような女性の方。上品で明るいおばさんなんですが、マイクを通すとやんちゃ坊主なんですよね。不思議。もうお一人は、私より少し年上の声優さんで、すごくかわいくて健気な声をしている方です。
私は、一年を通して、ずっとそのキャラクターの広告をつくっているのですが、CMは年に1回なので、声優さんたちとお会いするのは、1年でもこの時期だけなんですね。声が入ると、いっきに子豚さんたちが生き生きとしてきて、また、この冬も大活躍してくれよ、頼むよ、と思ってしまいました。
そのベテランの声優さんは、日本のアニメ黎明期からずっと日本のアニメ界を生きてこられた方で、私が幼い頃に見て来たアニメ番組にもたくさんかかわられてきて、そういうアニメ作品を見て育った人がいま、私のように現場でCMやらアニメやらをつくるようになって、そんな世代の人と仕事ができるのがほんとしあわせだ、とおっしゃっていました。
とかく速度や瞬間風速が求められる広告だけど、なんとか長く続いていく息の長い広告にしていければな、と思うんですよね。もはや、そのキャラクターは、その企業の財産だと思うし、そうであるからこそ、今、消費されてしまわないためのノウハウというものが大事になっていくのかな、と思います。このへん、少し本気で考えなきゃな、とあらためて思いました。
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