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2009年3月20日 (金)

トラックバックについての私の考え方

 前回の「コメントについての私の考え方」に引き続き、トラックバックについて書きます。2007年6月にこのブログを開始し、もうすぐ2年になるので、とりあえず中間報告的な意味合いで、私にとってのトラックバックと、トラックバックを受ける側の気持ちなどを、なるだけ率直にまとめてみます。

 トラックバックの受信は、コメントと違って、現在90件。こちらは、かなり大胆に非公開、削除をしています。というのは、大半はスパムトラバだから。それはもうひどいもんですね。ブログを運営している人なら、そうそうと同意していただけると思いますが、削除するのは結構大変です。ただ、最近はココログのフィルタがよくなってきたのか少なくなってきたような気がします。

 まあ、コメントに比べると、トラックバックはかなり経験値が高い人が使うものでもあるから、このエントリの意味合いは少し低めかもしれません。経験値が高い人は、トラックバック歓迎と書いてあってもしないものはしないし、するものはする。また、スパムトラバは、機械に対してものを言っているようなものだから、そもそも無意味。

 なので、私が心がけているトラックバックの使い方を書きます。私の中の原則論ですね。

  1)送信先のエントリの中心課題について書いている記事であること
  2)その際に言及している記事のリンクをかならず入れること
  3)共感であれ批判であれ送信先の記事の内容が発展すると思えること

 この3つに該当しなければ、トラックバックは送信しません。3つめについては、私独特のものかもしれません。私は個人メディアでは「発展」という契機を大事にしたいのですね。これは異論もあるでしょうし、その考え方もありだとは思いますが、私はトラバは「発展」に使いたいと思っています。仕事では、わりと、力を持ちそうな浅い考え方や間違った考え方、凡庸な考え方を潰しにかかることも多いのですが、それは仕事だけでいいや、みたな気分ですかね。まあ、甘ちゃんです。受けるほうは、潰しにかかるトラバも歓迎ですけどね。

 私は、Movable Typeをはじめとするパーソナル・パブリッシング・ツールであるブログという発明は、印刷に匹敵するものだと思っています。言い過ぎではなくて、ちょっぴり本気で。その中で、トラックバック機能はブログ特有のものです。送信、受信の両方がなければ成り立たない機能だし、相互の合意で成り立つその新しいコミュニケーションは素晴らしいものだと思います。

 だからこそ、よってたかって悪用されました。昔だと、「相互リンクお願いします」みたいな人力でやっていたことを、双方の合意なしに、簡単に自動化しますし、相手先にだけ自分のリンクを貼ることも簡単にできてしまいます。使い方が定められていないから、どう使おうと勝手でもありますが、一方的に自分に利することのためにトラックバックを使うのは、なんとなく品がないように思うし、ただでもぐだぐだ気味のトラックバック機能をこれ以上駄目にしたくないな、という思いもあります。

 こういう考え方を、言及リンク派というのでしょうが、そうではない人も多くおられると思います。内容が似通っていたら、トラックバックを送るのはありだと考えている人も多いと思いますし、わりとネットリテラシーが高く、ネット広告やSEOにかかわっておられる方にも、そういう人は多いと思います。これはトラバに関する考え方の違いに過ぎませんが、私は、そういうのは苦手。

 この言及リンクがなく、当該記事に言及をしていないけれど、似通った話題について書いている記事をトラックバックで送信する行為には、相手のことを考えていないように思うんですね。考えているとすれば、「私が書いた関連記事も押さえておけ、それにこのブログの読者もね」みたいな感じがします。それが嫌。また、その考えの延長線にはスパムトラックバックがあるような気もするし、私はスパム大嫌いだから、そのもとになるのは認めない、という感じです。

 まあ、この手の方針は、ブログ運営者の勝手にすればいいとこではあるので、このあたりについてはわりと原則論でバッサバッサやっています。で、こういう考え方を表明すると、リンクを入れてくる広告だらけのブログがトラックバックを送信してこられます。でも、それも内容で判断して、バッサバッサ。

 ただ明らかに文化圏が違う方や、ブログの経験値が低い方で、こちらのリンクがないけれど、内容的にはきちんこちらの主題に言及しているし、誠実なコミュニケーションが成り立っているブログのトラックバックは公開することもありますし、一概に原則論とは言えない部分もあるんですけどね。

 トラバは死んだとか言われますが、いただいたトラックバックはほとんどが、これぞトラックバックでしか成り立たないコミュニケーションだと思えるものばかりですし、集合的な場所ではなく、個と個をつなぐトラバという仕組みは大好きです。トラバを殺すのはもったいないと思うんですね。だから、少し逆説的ですが、私はトラバについてはわりと厳し目の運用をさせていただいています。

 で、私自身が送信するトラバもそうありたいと思っています。トラックバックを送っていただいたみなさま、これからトラバで出会うであろうみなさま、今後ともよろしくお願いします。

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