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2009年4月12日 (日)

ちょっと昔の人の気持ちになって街を眺めてみる

 たとえば、東京駅で山手線を待っているとき、向こう側に東海道線の電車がやってきます。オレンジ色の電光掲示で「東海道線」と表示されているのを見て「そうか、この時代でも東海道は東海道と呼ばれているんだなあ。すごい。」と思うんです。思わなくても。そうすると、ほんの少しだけ風景が変わってみえてきます。

 電車なんかも、あらためて見ると「何、この蛇のような物体。すごい。」と思えてきます。金属でできた細長い物体が、いくつも連なって、ひとつひとつは固いのに、電車全体で見ると、線路の曲線に沿ってうねうねとしなやかに動いているんですよねえ。

 線路は続くよ、どこまでも、ではないですが、新幹線の「博多」という表示を見ながら「少なくとも博多までは続いているということなんだよなあ。すごい。」と無理矢理思うと、少しだけ新鮮な気分になれます。

 新幹線に乗ると、静岡あたりでは富士山とか、京都では五重塔とかが見えます。現代の街の中に、昔の人も見たそのままの風景が同居していて、妙な気分になります。こういう風景を、昔の人が見たらどんなことを思うのだろう、と思います。まったく別の世界なんだけど、ほんの一部は昔のままだったりするのは、脳のへんなところがかゆくなるような感覚がありますね。

 中野駅の高架下に、中野駅120周年とのことで、明治、大正、昭和の中野駅の写真パネルが展示されていたのですが、すごかったなあ。今とまったく違うんですよね。でも「あっ、これサンモールだよなあ」みたいなことがおぼろげにわかって、そこを人力車が通っていたりするんですよね。歩いている人は和服の人が多いし。

 で、現代の中野の街を眺めてみると「うーん、思ったほど未来っぽくはなってないなあ。ちょっと残念。」と思ったりします。中野サンプラザなんかは、できた当時は相当な未来だったんだろうけど、今ではちょっと過去感のおもしろさが勝っているような気がします。

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