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2010年1月16日 (土)

続・ケータイ

 父にケータイを渡したの続きです。

 あれから、3度くらい電話がかかってきました。その3回とも間違ってかけてしまった、とのこと。「ごめん、間違って押してもうた。切るわ」なんて言って、なんか、けっこう楽しそうです。メールはまだ使っていないようですが、自力でマナーモードのやり方をマスターしていたのは驚きました。長い間ケータイを持たない人だったので、電車の中でのマナーには厳しいみたいです。

 よかったことは、同一キャリア間通話無料というサービスです。私の回線を渡したので、料金は私が払っているから関係ないと言えば関係ないのですが、通話料無料というのは、節約家の父としてはずいぶん電話をかける敷居が低くなっているようです。

 「お金かかるし、もう切るで。」
 「用事がないのに、電話する必要あらへんがな。」
 「要件はまとめてから電話せえ。」

 みたいなことばかり言っていたので、ほんとかけやすくなったんでしょうね。大阪で自営の小商いをしていた父からすると、1円でも無駄なお金は払いたくない、みたいな感覚は自然な感覚としてあるだろうから、通話無料は心理的には大きいです。というか、こういうサービスはどこかで回収されているわけだし、心理面がすべてなのでしょうけどね。

 一般の電話回線では、東京大阪間は、結構お金がかかっていたし、学生時代はお金がなかったのでコレクトコールとかしていたものなあ。コレクトコール、懐かしいですね。料金、着信側払いというやつで、電話をコレクトコールでかけると、まずは着信側にNTTから「コレクトコールをご希望ですが、よろしいですか」みたいなメッセージがあり、承認すると通話できるというサービスです。

 新年早々ひと騒動、というはじまりでしたが、2010年は父にとってはケータイ元年になったようで、それはそれでなんとなくめでたい感じ。インスリンの量も少なくして、体の具合もすこぶる良いようだし、年末は体の調子が少し不安定だった母もなんか元気になってきて「お父さんも長生きせなあかんよ」なんてことを父に言っていたそうで、なんだかいい感じの滑り出しです。

 いい年になるといいなあ。ほんと、いい年にしたいですね。

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コメント

お父様のインスリンの量が減り、体調が良くなったとのことで何よりです。前々回のご飯150g=3単位は私も勉強になりました。ありがとうございます。いたわり合う夫婦の姿っていいですよね。ケータイで意外と家族の絆って深くなっている面もあるのかもしれませんね。

投稿: しばはな | 2010年1月18日 (月) 17:20

インスリンとは一生付き合わないといけないですからね。こういう調整はこまめに必要なんでしょうね。ケータイは、案外よろこんでくれてよかったです。

投稿: mb101bold | 2010年1月18日 (月) 23:14

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