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2010年1月 1日 (金)

紅白60年

 NHKの紅白歌合戦が60回目だそうです。

 うちの親父は1938年(昭和13年)生まれで、今年72歳。年男。てことは、親父が12歳までは紅白歌合戦はなかったわけで、

 「そうか。親父が子供のときにはまだ紅白なかったんやなあ。」

 なんて言うと、

 「そんなもん、ちいさい頃はテレビさえあれへんかったがな。」

 と。

 調べてみると、NHKのテレビ放送開始が1953年(昭和23年)で、今から57年前。ということは、紅白歌合戦はラジオ放送で始まったわけですね。ウィキペディアの紅白歌合戦の項目がなかなか楽しいです。しかしまあ、よく調べて書いてありますね。

 第二次大戦終結直後の1945年(昭和20年)に「紅白音楽試合」というラジオ番組が放送されて、これが今の紅白の元になっているらしいです。企画案では題名は「紅白歌合戦」だったのが、GHQが「合戦」の語に難色を示したとのこと。

 この放送は継続するつもりはなかった単発特別番組でしたが、5年後の1951年(昭和26年)に晴れて「紅白歌合戦」として元旦に正月番組として復活。「そういやあの5年前の番組、人気あったし、いけるんちゃうのん」みたいなことですね。企画した人が関西の人かどうかはわかりませんが。ともあれ、これが第1回。

 第3回目にテレビ実験放送。第4回目からは、ラジオ・テレビ同時中継で大晦日に放送。これが、今の「大晦日の紅白」の始まり。

 紅白が60年で、テレビが57年目。

 ま、長いような気もするけれど、考えてみると、けっこう歴史は浅いもんだな、なんてこともちょっと思います。たった60年で、たった57年。そう考えると、なんかいろんなことが違って見えてくるような気もします。

 100歳のじいさん、ばあさんからみれば、

 「紅白?テレビ?若い、若い。まだまだ若造。」

 てなもんなんでしょうね。

 そう言えば、広島の生口島出身の親父は、初めて島にテレビがやってきたとき、残念ながら電波が届かずに映像はしばらくお預けだったことを、今だに悔しがっておりました。みかん山のてっぺんまでアンテナを持っていったけど陰しか映らなかったそうです。

 そんな親父は、2010年の今、パナソニックのビエラに映るハイビジョンの美しい映像がお気に入りで、NHKばかり観ています。

 「なんでそんなにNHKが好きなん?」

 と聞くと、

 「そりゃ、映像にお金がかかってるがな。観てみ、この映像。今の民放やと、こんな映像は無理やろ。」

 なるほどなあ。そりゃそうやわなあ。そんな感じで、2010年も、どうぞよろしくお願いします。

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コメント

あけましておめでとうございます。

NHKは音も良いですよ。民放は音量が大きくても粗くてガサガサ、薄いですが、NHKは芯があります。
金をかけている、のは人に対して金をかけているのです。
あと、ひと番組にかける制作時間が長いですね。

そんなNHKもだんだん劣化の兆しが…。

投稿: takupe | 2010年1月 2日 (土) 08:47

本年もよろしくお願いします。
音にもこの経済状態の影響はでるでしょうね。そういう意味では、時代の変化に影響されにくいNHKがあるということは、業界全体のクオリティの維持という意味では重要なのかもですね。
昨晩はケータイ大喜利を観ましたが、こういう企画的なものについてもNHKは元気があるなあ。
我々民間は、ちいさなこと、できることから丁寧にという感じでしょうね、しばらくは。

投稿: mb101bold | 2010年1月 2日 (土) 12:54

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

NHK紅白みてました。今回はすっきりしてかえっていい感じに私には思えました。私もテレビはこの頃NHKよく見てますね。クオリティもなんですが、番組の流れる時間間隔が今の私にはぴったりする感じがあります。

投稿: しばはな | 2010年1月 2日 (土) 14:17

本年もよろしくお願いします。
ああ、やっぱり今年の紅白はすっきりと感じましたか。私もそう感じました。淡々としてましたよね。
ラジオでも喋る速度がゆっくりだからNHKが好きという人は多いみたいです。これまでのネットを中心とした速度、頻度の時代が一段落したのかもしれません。もしかすると、不況に強いはずの牛丼屋さんの不振と連動しているのかも、なんて思いました。

投稿: mb101bold | 2010年1月 2日 (土) 14:25

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