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2012年3月10日 (土)

今、広告業界に進みたいんですっていう学生さんに居酒屋でなにか話すとしたら

 何を言うんだろうなあ。

 いろいろ難しいなあ。社会も広告も、ここ10年くらいでずいぶん変わったからなあ。これ、ほんとに変わったなあと思うんですよ。たとえばね、この文章を読んでくれてますよね。どうも、ありがとうございます。文章は読まれてなんぼなので、すごくうれしいです。でもね、これはよくよく考えてみると、この文章を読んでもらってるというのは、そのぶんほかのものを見たり聞いたり読んだりできなくなっちゃってるってことなんですよね。時間は誰でも平等に1日に24時間しか与えられてないですから。

 これ、10年くらい前では考えられなかったことなんですよね。もちろん、その頃も同人誌とかはあったよ。でもね、同人誌って手に入れるのに、ちょっと努力がいるじゃないですか。でも、このブログを読むのに努力はあまりいらないですよね。RSSに登録してもらってたら、更新の度にリアルタイムでお知らせが来ますし、ときには、twitterやfacebook、mixiなんかで、なんか広告人の人がへんなこと書いているよ、どれどれ、って感じで読まれることもあるじゃないですか。

 つまり、情報発信が特権ではなくなってしまったということなんです。それはもう、なんの特権でもなくなってしまいました。ここ数年は特にそう。これは、私なんかの書きたい、読んでもらいたい人にとっては、革命みたいな出来事だったんですよね。それは、グーテンベルクの印刷革命以来の大快挙。でもね、このことは、これまでの広告にとっては都合が悪かったんです。だって、広告なんて、ほんと、見られてなんぼ、読まれてなんぼの最たるものですから。みんながテレビを見て、新聞を読んでくれると思ってるから、安心して広告できるわけでしょ。でも、そうでもないらしいぜ、他にも見るもん読むもんたくさんあるし、俺だってテレビあまり見てないし、新聞だってあまり読んでないんだもん、でもまだ大丈夫じゃないかな、でもちょっと心配、みたいなことがここ数年の広告業界の人たちの気持ちだったんです。

 もちろん、希望はないわけではなかったんですよ。だって、逆手にとれば、広告をする側がやる気になれば、高い媒体費を払わずに情報発信ができるようになったんですから。それに、いろんな情報発信の場ができたから、いろいろなことを試せるし。こりゃいいや、っていう会社もたくさんあったと思うんですよね。これ、広告にとってはよかったことだったけど、こうなっても広告業界にとっては、ちっともよくなかったことだったりもして、食い扶持をどこに求めりゃいいの、みたいなことになったり。

 GmailとかHotmailとか使っている人は多いんじゃないでしょうか。使ってなくても、みんな名前くらいは知っていますよね。この2つのサービス、ほとんど、これまで広告だと思われるようなかたちという意味では広告はまったくしてなくて、それでもここまでの知名度とユーザーを獲得しちゃったんです。これは、ほんと当時としてはすごいことだったんです。昔はMS Officeにしても、競合のLotus Notesや1-2-3にしても、広告をしていましたからね。Lotusなんか、タレントを使ってテレビCMまで打ってましたから。でも、この2つは、それなしでできちゃったんですね。こりゃ、まいったな、ってもんです。

 僕らの世代では、広告で時代を動かしたいんです、とか、世界を変えたいんです、という人がよくいました。今もいるのかな。コピーライター志望とかだったら、言葉で世界を、みたいなことになったりしますよね。でも、そういう人には、だったらブログを書けばいいじゃないですか、って答えます。これ、嫌みではなく、本気でそう思ってます。だって、GmailもHotmailもできるんですから、世界を変えるなら、ブログを書く方が広告業界に入るより近道だったりするんですよ。でも、まあ、広告業界に入って、時代を動かしたい、世界を変えたいってプレゼンしたら、明日から来なくていいと言われますけどね。

 言われますけど、動機としては、まあ、ありだったんです。ちょっと前までは。いまも、それでもかろうじてありかもしれません。だから、みんな環境広告とか公共広告とかをやりたがったんです。私にもまだ少しはあります。隠し持ってます。でも、でもね、思うんですけど、今までのやり方ではたぶんむずかしんだろうなと思っています。時代が違うし、メディア環境も、あまりに違いすぎます。何と違うのかっていうと、僕たちの先輩方がつくってきた、キラ星のような広告が成り立っていた状況と。

 お手本にはできると思うんです。そこからいろんなものを吸収できるとも思います。でも、アウトプットは別の何かであるはずです。それは、どちらかというと、その時代の変化のはざまに生きてきた僕自身の問題意識かもしれないですね。僕には、バブルの呪縛があります。消費マインドとか、消費についての態度だったり、そんなこんなに重い課題を抱えています。それは、もしかすると、若い人にはないかもしれませんね。

 という意味では、いつの時代でもそうだと思うんだけど、若いということは、それ自体希望だったりするんですよね。俺が、私が、新しい方法を見つけたる。そんな人は、はっきりと広告業界に来てほしいなあと思います。他の業界に行くより、広告業界に来てほしいです。時代を動かしてください。世界を変えてください。これはいい、時代を動かすはず、世界を変えるはず、という商品やサービスをちゃんと知ってもらって広めること。それが、広告が時代を動かす、世界を変えるということですから。

 新しい方法を見つけたる、ということが、たぶん、今の広告に必要な資質なんだろうなあ。そう。そう思います。これまでは、動機としては、自己表現が強かったんです。あの人みたいなコピーを書いてみたい。あんな素敵なデザインをしてみたい。はっきり言えば、それでよかったんですよね。課題を解決するよろこびとか、そんなプロフェッショナルっぽい挟持は、あとからついてくるものですから。でも、今は、それだけじゃきつい。そんな気がします。

 商品や広告をとりまく状況も複雑になりましたし、目標設定も多種多様になりました。また、これまでは生活者の心をつかめばよかったように思いますが、今はそれだけでは無理。専門用語で、インサイトって言うんですが、インサイト一発でモノやコトが動くことほど単純な社会ではなくなりました。というか、新しい商品を求める生活者のインサイト自体が見つけにくくなってきています。個人的には、インサイトをベースにしつつも、その先の段階、コンテキストに高める必要があると思っています。たとえば、PCの延長線であったタブレットPCをPCとは切り離し、見るため、楽しむためのビューワー的ツールというコンテキストに変えたからこそ、iPadは受け入れられた。そんなことです。

 新しい方法を見つけたいです、って。そうですか。それはよかった。では、最後に、いろいろ具体的な話を。

 一言で新しい方法って言うけれど、それは、今までも、いろんな人たちが試みてきたものでもあるんですよね。ソーシャルメディアなんかが急速に発達してきて、あれっ、これは駄目なんじゃないの、これやったら信頼なくしちゃうよ、ということが新しい方法として喧伝されることが多いんですね。でも、そういうのって、ブームの後、かならず問題になって消えていくから、そんなに問題にしなくてもいいのかもしれませんが。

 どれだけ世の中が変わっても広告は広告なんです。広告とは、メディアを使って不特定多数に商品やサービス、あるいは企業のメッセージを伝えるということ。それは変わりません。メディアという変数が変わるだけ。だから、あえて辛気くさい言葉を使いますが、健全な社会にとって広告はどうあるべきか、っていうことを自らが問うていかないといけないことは、今も昔も変わりません。

 最近、流行語になったステマっていうのがあるじゃないですか。読者を偽って、ある業者がソーシャルメディアに投稿をしていたっていう、あれです。あれ、どうして駄目なのか。情報の信頼性を損なうからなんですよね。広告は、情報の信頼性が担保されて、はじめて社会で成り立つものです。いくらものが売れるからといって、それは自らの首を絞めることになります。もうひとつ、広告の場であるメディアの信頼性も損なってしまうこと。広告の意図を隠して読者を装った投稿がたくさんあるメディア、楽しくないですよね。つまり、そんなメディアは淘汰されてしまうんです。

 だったら、悪いのはメディアの広告モデルなんじゃないですか、っていう考え方もありますよね。でも、私はそうは思わないです。というより、広告モデルであることは、メディアにある種の社会性を与えると思ったりもしています。広告があるからこそ、その社会とのバランスを絶えず問われるんですよね。問われることこそが、メディアにとっての社会性、あるいは公共性ではないかと思うんです。それは、Googleとかの動向を見ていても、そう思います。もし、Googleが課金モデルだったら、検索結果にGoogleの意向がもっと反映されるはず。その意向に共感する人だけが使えばいい、ということになりますよね。

 同時に、表現についても、他のどの表現よりも強い公共性が広告には求められます。現場に出れば、それが具体的な規制として迫ってきますし、できれば、表現する人自身にもある種の公共感覚は強く持ってほしいなあと思います。でも、それは萎縮することではないんです。例を出しますね。森林伐採に反対する広告。女の子の髪の毛の半分をバリカンで刈っていくんです。もうひとつ。拳銃所持に反対する意見広告。赤ちゃんが部屋で遊んでいて、部屋にあった拳銃を手にとり、口もとへ。その表現は残酷だ、という苦情もあったんですね。でも、その表現には強い公共性があります。そう考えるとき、それは社会に対して主張しなければならない。それは、広告の公共性を主張することでもあるのです。

 書き出したら、いろいろ話すことはあるなあとは思いますし、まだまだ話せそうですね。でも、居酒屋さんでこんな話ばかりされたら困っちゃうかもですね。私は、わりとそういうタイプだったりもします。もし、お話する機会がありましたら、そのありたは大目に見てやってください。これまで書いてきたことも、そんな、これから広告業界に入りたい人に向けている部分もありますので、もし興味があったら過去ログも探ってみてくださいませ。ひとつひとつのエントリが、悩みながら、迷いながら、とりあえず出した答えだったりもしますので、この人の言ってること間違ってるよねってのもありです。私も、まだまだ考えていきたいです。試行錯誤を続けます。

 お互い、がんばりましょう。

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コメント

この20年の情報革命時代の一番の成果が
「個人でも世界に向けて情報発信が
出来る」だと思っています。
グーテンベルグの印刷機だって、
資本がなけりゃ版を組んで印刷して
製本して「配布して」が出来なかった。
今は資本が無くても世界に向けて
「配布」できる、いいかえれば個人が
メディアを持てる。 ですね。

広告業界からドロップアウトして
私が「広告の世界に進みたい若者」
にいえるのは「面白い世界だよ」
位ですかね。

私は若者ではありませんが、
mb101boldさんの居酒屋でのグダグダ
話を聞いて見たいな、と思います
但し、私は体質的にアルコールが
ダメですので、いつまでたっても
素面ですので、話しにくいでしょうね

投稿: ををつか(をたくな講師) | 2012年3月10日 (土) 09:59

広告業界に進みたいんですっていう学生です。
現在就職活動をしていく中で、日々悩んでいますが、
志望動機に「言葉で社会を......」というフレーズ、
私、書いていました。

まだ全ての記事を読めていないので、
今後少しずつ読ませて頂きます。

もう一度考え直すきっかけになった
この文章を読む事が出来てよかったです。
いつか居酒屋でお話を聞けたらと思っています。

投稿: usa | 2012年3月11日 (日) 00:11

>ををつか(をたくな講師)さん

いえいえ、アルコールがあろうがなかろうが、わりと同じだったり(笑)

>usaさん

その折は、どうぞよろしくお願いします。
就活がんばってくださいね。

投稿: mb101bold | 2012年3月11日 (日) 11:21

はじめまして。
以前からブログを拝読させて頂いておりました。

私事ですが、今月で現在の仕事(PA・サウンドオペレーター)を辞め印刷会社に転職をします。
広告業界に転職をする訳ではないのですが、今回のエントリーを読んで叱咤激励されたような気がして、思わずコメントさせて頂きました。
居酒屋ではありませんが、いつもこちらのブログでmb101boldさんの話に聞き入っては思考にふけっています。

私も新しい場所で考え、試行錯誤を重ねてがんばっていきたいと思います。

投稿: EJ | 2012年3月11日 (日) 12:24

EJさん、はじめまして。
新しい世界で挑戦をはじめられるんですね。応援しております。今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿: mb101bold | 2012年3月11日 (日) 18:30

はじめてコメントをさせて頂きます。

学生では、ないですが、広告業界に身をおく者です。

興味深い、テーマで、深く読ませて頂きました。

オフ会など、企画で居酒屋さんでお話をする際は、ぜひ、情報を流してくださいね。

よろしくお願い致します。

投稿: かっぱ | 2012年3月12日 (月) 22:08

かっぱさん。
はじめまして。その折には、どうぞよろしくお願いします。

投稿: mb101bold | 2012年3月13日 (火) 09:10

10年前に広告→シンクタンクに転職したものですが、非常に考えさせられるポストでした。

当時はユーザーがアクセスできるメディアも制限があり、コミュニケーション設計も容易(というかTV+その他)でしたが、今はネットやテクノロジーにより設計変数が無限になっているのが外部からの印象です。。

usaさんも日々、細心のメディア状況をキャッチアップする努力をされているのでしょうか。また、入社当時と現在で、どちらが広告マンとしてのやりがいを感じられるでしょうか。よかったら教えて下さい。

投稿: ばうちゃ | 2012年3月13日 (火) 18:10

たぶんusaさんとお書きになっているところは私(mb101bold)の間違いでしょうから、その前提でお話しますね。
私の場合は過去ログを見ていただければと思っております。それがすべてではありませんが、なるだけtwitterやこのブログで考察も加えながらアウトプットはしようと心がけておりますので。
やりがいについては入社当時とはキャリアも知識も違いますので一概に比較はできにくいです。でもまあ、エントリにも書きましたが、時代が変わっても広告は広告なのであまり変わらないということくらいは言えそうですが。

投稿: mb101bold | 2012年3月14日 (水) 04:13

SXSWという毎年Austinで開かれるフェスティバルから帰ってきたばかりです。このフェスティバルでTwitterやFoursquareの存在が世に知られるようになったと言われています。コンベンションセンターのあたり一帯のステージや人を見物に行きました。

平日にもかかわらず、人出は多かったのですが、そこいらを見まわして思ったのは、目を引く新しいものがない、という事でした。

脳天を突かれるような革新的なテクノロジー、システムやモノが創出されずに、誰もが既存の製品を磨き上げたり、改善するだけの競争に入っている時には、広告にも勢いが感じられないかもしれません。
でも、忘れてならないのは、一昔前と違って、本当に意味のある意見、アイデア、プロダクトはひたひたと波のように個人から個人に効果的に伝わって行くと思います。

その波が居酒屋会議から起こっても何の不思議はありません。若い人に頑張ってもらいたいです。世界に向けて発信して欲しいです。

投稿: へサリントン | 2012年3月14日 (水) 08:31

SXSWに行ってらしたんですね。いいなあ。twitterもFoursquareも、ここが源流なんですね。
確かに、今は居酒屋が源流になることだってあり得ますよね。
じつは、このエントリは、若い人たち(とは言っても10歳くらい下の人たちですが)との勉強会のテーマをきっかけにして書いたものなんですね。

>若い人に頑張ってもらいたいです。世界に向けて発信して欲しいです。

ですね。今は、テキサスともこうしてつながる時代ですものね。私もそう思います。

投稿: mb101bold | 2012年3月14日 (水) 09:26

始めまして。翻訳家の船木です。このブログの文章を読んで、広告についてのイメージが一変した!「広告」というものの面白さ、奥深さを教えられた思いです。ありがとう。「こうこく」はいわば自己の思想の表現そのものなんですね。自分のブログを開く決心がつきました。心から応援してます。今後も楽しみです。    阿羅漢老人
P.S 持ちクラスでもう何年もカントリーロード」や「イマジン」を聞かせています。

投稿: 阿羅漢老人 船木裕 | 2012年4月23日 (月) 07:04

はじめまして。
こちらこそコメントをありがとうございます。私も船木さんのブログを楽しみにしております。今後ともどうぞよろしくお願いします。

PS

カントリーロードを船木さんがどう翻訳して学生さんに教えてらっしゃるのかすごく気になります。そんなエントリーにも期待しております。

投稿: mb101bold | 2012年4月26日 (木) 02:46

はじめまして。今大学3回生のものです。
そろそろ就職活動の時期でずっと勤めたいと思っていた広告業界のことを、今の時期調べに調べていて、このブログに巡りあえました。
このブログを読ませていただいて、今の広告会社に求められていることは変わってきているということ、広告会社の抱えている問題などがわずかではあると思いますが、理解することができました。
広告会社へ就職することは難しいとよく言われますし、学歴の壁にも今まさにぶちあたっています。(笑)
しかし、まだまだ広告の勉強も続けたいし、諦めたくありません!
このブログに巡り合えてよかったです。
居酒屋で広告業界の方とお話しなんて、今の私にとっては夢のようなお話です!(笑)

いきなりのコメント、失礼いたしました(>_<)

投稿: mayuka | 2012年6月22日 (金) 01:27

3回生ということは関西の学生さんかな。
いまは広告は入ってしまえば学歴はあまり関係がない世界ではあります。就職活動、がんばってくださいね。

投稿: mb101bold | 2012年6月24日 (日) 11:00

代理店のマーケ(ストプラ・コミュニケーション)希望の学生です。1点質問させてください。

代理店のマーケって本来は順序的に一番前に立って、ブランドやらキャンペーンの方向性を考えていくのが仕事だと思っています。

一方で国内の代理店のマーケは、施策に合わせてツジツマを合わせるお仕事、というイメージもぬぐいきれません。(もしくは、クライアントやクリエイティブが”やりたい”といった方向性にあわせるための市場データを集めてコンペ資料を整えるような・・)

池本さんが働かれた外資という環境におけるマーケ・ストプラの役回りも、やはりそういう立ち位置なのでしょうか?公平にニーズを調べ出し、先陣を切って方向性を決めていくような仕事ができるマーケ担当の割合ってどの程度だったでしょうか?

国内・外資どちらを選択すべきか悩んでおりまして、よければご回答いただけると嬉しいです。(外資で新卒募集はなかなか無いのが現状ですが、、)

投稿: | 2012年9月24日 (月) 17:52

>マーケ志望の学生さん

結論から言えば人によりけりではないでしょうか。本人の度量や実力によりますね。私は外資系でしたが、外資だからといってマーケもしくはストプラが強いかというとそうでもなかったです。というより、マーケもクリエイティブも営業もマーケ的な戦略指向が国内より、より求められるという感じでしょうか。でも、今は国内と外資はさほど変わらなくなってきているようにも思いますが。
国内・外資どちらを選択すべきか、ということですが、英語ができるのならば外資という手もありますね。外資系はそれぞれの会社でメソッドがありますので、その思考を実践を通じて体に身につけることができます。でも、確かに新卒募集はなかなかないですが、それでもまあマーケ、ストプラだと総合職で希望を出してマーケ、ストプラという道も閉ざされてはいません。クリエイティブに関しては、私が若手だった当時は新卒では配属はなかったです。でも、広告に関してはステージは大きい方がいいので、国内大手であればそこを選ぶのが無難だろうと思います。
メソッドに関しては、こちらを参考になさってください。
http://mb101bold.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_0d68.html

投稿: mb101bold | 2012年9月24日 (月) 19:31

>mb101boldさん
お返事いただけて嬉しいです。とても参考になりました。

本人の度量や実力によりけり、そうですよね。
例えば電通の岸さんがコミュニケーションを担当すればその方向に動くでしょうし、名も知れぬマーケならつじつま合わせになるという所でしょうか。

外資で早々にメソッドを身に着けたい気持ちは強いです。幸い英語はなんとか話せますので、検討してみます。一方で国内大手の手厚い教育制度も非常に魅力ですが、それは受かってから悩むことにします。

いつか代理店の人材として、mb101boldさんと居酒屋でお話ができますように。

投稿: マーケ志望の学生さん | 2012年9月24日 (月) 20:05

今世界を変えたい、時代を動かしたいなら
広告業界じゃなくてIT業界に行くべきですよ。間違いなく。

今の世の中、広告を支えているのはインターネットです。
インターネットの世界で広がりを求めるなら、IT業界で働くのが最善です。

ビッグデータを使った統計解析やら、いろいろ実験的なことができますし
IT企業であれば、多くの場合社内にシステム部を持ってますから、エンジニアと日常的にやりとりをすることで、短いスパンでかなりいろいろと独自手法のやり方を試すこともでき、効果測定も迅速にできます。

世界を変えたいならIT業界。できれば最初の数年はエンジニアとしてものづくりを経験してみると、その後のマーケやら企画・営業活動にものすごく役立ちます。

投稿: ばしくし | 2013年9月23日 (月) 14:32

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