Yahoo!とGoogleはよく比較されるけど
ほんとは、Yahoo!とGoogleは目指すところが違う気がするんですよね。だから、シェアの比較という意味では、前提が違うのであまり正確な比較とは言えないというか、もっと違う指標で判断したいというか。
たぶん、ウェブの最前線でビジネスをやっている人は、そんなことを思ってるんじゃないかなと想像するのですが、どうなんでしょう。
で、Microsoftで言えば、MSNがYahoo!型でbingがGoogle型。MSNの検索エンジンもbingになっていますが、MSNのポータルを捨てずにそのどちらの可能性も追求しているのは、さすがMicrosoftというか、なんというか。
Yahoo!は、トップページで言えば、今や完全にマス媒体ですよね。その圧倒的なメディア力を前提にリスティングアドも成り立っている感じで、Googleはそもそもメディアであることをまったく前提にぜずにリスティングアドを成立させている感じ。Googleはメディアであることより、まずインフラであることを目指し、インフラ化によって、リスティングアドをインターネットの端々に行き渡らせたいということなんでしょう。
だから、やり方次第でYahoo!のトップページのようにできるiGoogleにさえもバナー広告は表示されないんでしょうね。こういうビジネスの筋の通し方は、すごいもんだよなあと思います。徹底していますよねえ。
このところ、GoogleがテレビCMを流していますよね。
Googleというブランドは、案外テレビとか新聞とかの、いわゆるマス媒体とは親和性が高いように思います。なぜなら、Googleはマス媒体をお手本にはしていないし、まったく別の方法論で広告ビジネスをやろうとしているから。テレビ側は、オレたちがしんどいのはお前のせいだと思っても、Googleの側には負い目はまったくないでしょうね。たぶん、自分の持っている広告媒体にはできないことがあるから使う、それだけです、という感じでしょうね。
その点ではYahoo!はテレビや新聞などを大いにお手本にしていますよね。まあネットビジネスとしてはGoogleよりもお兄さんだから、そのお兄さんであるテレビや新聞をお手本にしますよね。オークションやら知恵袋やら、そんなバラエティに富んだサービス、つまり番組は、テレビそっくりだし、ほんとはテレビになりたかったインターネットの巨大メディアという感じがします。
Googleのお兄さんは、じつはMicrosoftなんでしょうね。Wintelのやり方をお手本にしたということなんでしょう。基本を押さえれば、ハードはいいですっていうやり方。きっとMicrosoftもハードをつくる気質はあると思うんですよね。今だにマウスをつくっていますし。そう見ると、Microsoftもある意味で潔い筋の通し方をしているんですよね。
その流れで見れば、なぜGoogleがOSをつくったり、IMEを配布したりするのかが理解できますよね。まあ、ここに書いてあるようなことは、ネットの最前線の人には当たり前の話だとは思うけど、あらためて、なるほどなあ、すごいもんだよなあ、と感心した次第でございます。
しかしまあ、たいへんなことを考えるものですよね。世の中にはすごい人たちがいるものだなあ。
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